マレーシアにおける1ヶ月の生活費を徹底解説【検証:本当に物価は安いのか】

マレーシア生活情報July 23, 2021 09:00

こんにちは!リーラコーエン マレーシアです。

 

今回は、「マレーシアでの1ヶ月の生活費」をまとめてみました。

テレビで見る物価の安さは本当なのか、実際にかかる生活費はどのくらいなのか、、、

そういった疑問を持つ方の参考になる記事になっていれば幸いです。

 

マレーシア就職・転職を検討中の方は、ぜひリーラコーエンマレーシアまでお気軽にご相談くださいませ。

 

マレーシア生活事情:トータル支出イメージ

日本人の現地採用においての平均給与は、

6,000RM~8,000RM(約15万6千円~約20万8千円)くらいとなります。

※英語やスキル、ご経験によって異なります。

以下、中間値の7,000RM(約18万2千円)を給与としたときの生活費支出イメージになります。

 

【給与 7,000RMの支出割合】

単身でクアラルンプールの中心地・1LDkに住む場合の支出イメージは以下のようになります。 

※弊社リーラコーエンマレーシア調べ・1RM=約26円で計算

項目 RM(yen)
家賃 2,100RM (約55,000円)
食費 1,500RM (約39,000円)
税金 630RM (約16,400円)
通信費 200RM (約5,200円)
水道・光熱費 100RM (約2,600円)
交通費 100RM (約2,600円)
貯蓄 2,370RM (約62,000円)

生活次第、貯蓄もしくは自由に使えるお金の幅が広いことをお伝えできればと思います。

(※)VISA取得後最初の183日の所得税は、収入の30%(約55,000円)となります。

 

生活にかかる物価イメージ

以下、各項目について説明していきます。

【住居】

いわゆるタワーマンションを、マレーシアではコンドミニアム(略:コンド)と呼びます。

プールやジム、場所によってはバーベキューキットなどファシリティーが充実している所もあります。


■平均家賃 (クアラルンプール中心地にある1LDK のプール&ジム付コンドミニアム)

1,800RM~ 2,500 RM (約50,000 円~ 70,000円)ほど

 

ちなみに初期費用は、家賃の2~ 3.5 ヶ月分ほどかかります。※オーナー次第で前後することがあります。

内訳としては、契約時デポジット 2ヶ月分・電気代デポジット家賃 0.5 ヶ月分・初月の家賃 1 ヶ月分です。

このデポジットは、支払い遅延や未払いなどのトラブルがなかった場合は、退去時に全額戻ってくることが多いです。

 

【食費】

マレーシアは多民族国家のため、様々な料理を楽しむことができます。

中華やマレー・インド料理などローカル食は、日本食よりも安価で食べることができます。

イメージで言うと、ローカル食であれば、日本でコンビニで食事を簡単に済ませるよりもかなり安く済む形です。

 

■ローカル食事:1食あたり 3RM~10 RM(80円~300円弱)

■日本食:1食あたり 20RM~40RM(500円~ 1,200円弱)

 

一方で、お酒やタバコといった嗜好品に関しては、日本と同じくらいもしくは日本よりも割高となります。

■ビール:缶1本 7RM程度 (スーパー購入にて200円弱~)

 

【交通費】

市内には無料バスが走っているなど、特にクアラルンプールエリアでは電車やバスの交通機関も充実しています。

そのため車を持っていなくても生活に不便なことはありません。

 

また、みなさまはGrab(グラブ)をご存知でしょうか。

配車サービスで、マレーシアなど東南アジア諸国では多く利用されています。

マレーシアでは近距離であれば、初乗り5RM(約130円)からの移動が可能になっています。

 

ただ通勤時間帯や、雨の日は渋滞が発生するので要注意を。

 

【税金】

マレーシアでお仕事を開始してから183 日間は、"非居住者 "という扱いをうけるため、

その期間の所得税のみ最高税率の30%となります。

その後の所得税は累進課税となっているため、給与・企業によって前後します。
払いすぎた差額分は、次の確定申告でもどってきます。

 

【保険】

マレーシアの現地採用の場合、入社する企業の福利厚生の中にある保険に入るのが一般的です。

企業の福利厚生にない場合、個人で加入が必要なケースもございます。

 

対象範囲はそれぞれの企業によって様々ですが、医療費サポートや生命保険・健康保険に加入することができます。

雇用契約書にサインする前にも。もきちんと内容を確認しておくと良いでしょう。

 

最後に

以上、マレーシアでの1ヶ月の生活費についてまとめてみました。

実際に生活のイメージやお財布情報を通して、日本よりも物価が安く、貯金もしやすいことがお伝えできていたら幸いです。

 

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