マレーシアにおける1ヵ月の生活費を徹底解説!【本当に物価は安いのか】

マレーシア生活情報July 24, 2024 12:00

こんにちは! リーラコーエン マレーシアです。

 

今回は、「マレーシアでの1ヵ月の生活費」についてまとめてみました。

テレビやSNSなどで耳にする、「マレーシアの物価は安い!」は本当なのか、実際にかかる生活費はどのくらいなのか、、、

そういった疑問を持つ方の参考になる記事となれば幸いです。

 

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【目次】

  1. マレーシアの生活事情:トータル支出イメージ
  2. 生活にかかる物価イメージ

 

1. マレーシアの生活事情:トータル支出イメージ

日本人の現地採用においての平均給与は、

約6,000RM~8,000RM(約198,000円~264,000円)くらいとなっています。

※2024年7月時点での両替ルートは、1RMあたり約33円ほど。 実際の給与は英語力やスキル、ご経験によって異なります。

 

以下、中間地の8,000RM(約26万4千円)を給与としたときの生活費支出イメージを表にしてみましたので、ぜひご覧ください。

※弊社リーラコーエン マレーシア調べ・1RM=約33円で計算

項目 RM(円)
家賃 2,250RM(約74,250円)
食費 1,500RM(約49,500円)
税金 630RM(約20,790円)
通信費 150RM(約4,950円)
水道・光熱費 100RM(約3,300円)
交通費 300RM(約9,900円)
貯蓄 3,070RM(約101,310円)

これらの表から、生活次第で貯蓄、もしくは自由に使えるお金の幅が広いことをお伝えできればと思います。

※VISA取得後最初の183日の所得税は、収入の30%(約79,200円)となります。

 

2. 生活にかかる物価イメージ

マレーシアでの生活にかかる物価のイメージをそれぞれ詳しく説明していきます。

 

【住居】

いわゆるタワーマンションを、マレーシアではコンドミニアム(略:コンド)と呼びます。

プールやジム、場所によってはBBQキットなどファシリティーがとても充実している場所もあります。

■平均家賃(クアラルンプール中心地にある1LDKのプール&ジム付きコンドミニアム)

1,800RM~2,500RM(約59,400円~82,500円)ほど

 

また、マレーシアでコンドミニアムをレンタルする際には、契約時にデポジットとして家賃の2~3.5ヵ月分料金を払う必要があります。 ※オーナー次第で前後することがあります。

内訳としては、契約時デポジット2ヵ月分、電気代デポジット(家賃0.5ヵ月分)、そして初月の家賃1ヵ月分です。

 

このデポジットは、支払い遅延や未払いなどのトラブルがなかった場合には、退去時に全額戻ってくることが多いので、コンドミニアムをレンタルする際には、オーナーとデポジットの件に関して詳しくお話しておくことをおすすめします。

 

【食費】

マレーシアは多民族国家のため、様々な国の料理を楽しむことができます。

中華やマレー・インド料理などのローカル食は、日本食よりも安価で食べることができます。

イメージでいうと、ローカル食であれば、日本のコンビニで食事を簡単に済ませるよりも安く済む形です。

 

■ローカル食事:1食あたり 3RM~10RM(約100円~300円弱ほど)

■日本食:1食あたり 20RM~40RM(約600円~1,300円弱ほど)

 

基本的な食事は、日本よりも安い一方で、お酒やタバコといった嗜好品に関しては、日本と同じくらいもしくは日本よりも割高となっています。

■ビール:缶1本7RM程度(スーパー購入にて200円弱~)

 

【交通費】

市内には無料バスが走っているなど、特にクアラルンプールエリアでは電車やバスの交通機関が充実しています。

そのため車を持っていなくても生活に不便を感じることはほとんどありません。

 

また、みなさまはGrab(グラブ)というアプリをご存知でしょうか。

このアプリは、配車サービスが備わっており、マレーシアなどの東南アジア諸国では多く利用されています。

 

みなさまは日本のイメージで配車サービスと聞くと、とても高いイメージを持たれるかと思いますが、マレーシアでのGrabタクシーは日本のタクシーと比較すると圧倒的に安いものとなっており、近距離であれば初乗り5RM(約160円)からの移動が可能となっています。

 

ただ通勤時間帯や、雨の日は渋滞が発生するので要周囲を。 

基本的には、アプリでタクシーを呼ぶ際に、普段の値段より高い値段を表示してきたときは渋滞の可能性が高くなっています。

 

【税金】

マレーシアでお仕事を開始してからの183日間は、"非居住者"という扱いをうけるため、

その期間の所得税のみ最高税率の30%となります。

その後の所得税は累進課税となっているため、給与・企業によって前後します。

払いすぎた差額分は、次の確定申告で戻ってきます。

 

【保険】

マレーシアの現地採用の場合、入社する企業の福利厚生の中にある保険に入るのが一般的です。

企業の福利厚生に保険加入がない場合、個人で加入が必要なケースもございます。

 

対象範囲はそれぞれの企業によって様々ですが、医療費サポートや生命保険・健康保険に加入することができます。

雇用契約書にサインする前にも、きちんと内容を確認しておくと良いでしょう。

 

最後に

以上、マレーシアでの1ヵ月の生活費についてまとめてみました。

実際に生活のイメージやお財布情報を通して、日本よりも物価が安く、貯金もしやすいことをお伝えできていたら幸いです。

 

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