【“今”の考え方が重要】マレーシア就職実現のために
こんにちは!リーラコーエンマレーシアの山田です。
2022年4月1日より入国制限が撤廃、そしてこの5月からはマレーシアでもついに屋外でマスクを外しての行動が認められるようになるなど、やっとコロナ前の生活に戻ってきたことで、各所での賑わいが顕著になってまいりました。
このような中、これまで我慢していたことを再開しよう!何かを新しく始めよう!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、そんな方へ向けて、マレーシアで過ごしていくうえでポジティブになれる方の考え方や、マレーシア就職・移住を実現するために具体的な行動を起こし、また納得のいく活動にしていくうえでのちょっとしたポイントについて、お話をさせていただきます。
【目次】
1. マレーシアで過ごしていくために適した考え方
2. マレーシア就職に向けたアクションを起こすために
3. アドバイザー目線で語る、よくある活動の落とし穴
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マレーシア就職・転職を検討中の方は、ぜひリーラコーエンマレーシアまでお気軽にご相談くださいませ。
1.マレーシアで過ごしていくために適した考え方
マレーシアと言えば、英語環境、多民族国家、親日国、食事が安くて豊富、、、などなど、一言に収まらない魅力に満ち溢れた国だと思いますが、そのような中でも、私は“人”に魅力がある国ではないかと感じています(フレンドリー・受容する姿勢・行動する人が起こした失敗に対して寛容、etc…)。
このようなマレーシアで、不必要なストレスを抱えることなく、また充実した日々を過ごしていくために、以下を備えた方が特に適している人ではないかと思います。他にもいろいろありますが、ここでは大きく2つに絞らせていただきます。
◆細かいことは気にしない大らかな気持ちの一方、重要だと感じることには貪欲になる気持ち
特に日本で長く過ごしてこられた方にとって、物事をきめ細やかに、かつ洗練された環境を維持するためには、時には厳しく、細部にこだわっていく姿勢も重要!と感じる側面もあると思います。
これは、もちろん日本国外でも称賛される考え方の一つかもしれませんが、マレーシアでは、この考えよりもむしろ、トライ&エラーの観点でまずは実行する、というスタンスが強かったり、その方にとって優先度が高くない場合は、とにかく先延ばしするなど、極端な対応がとられることも多いように思います。
例えば、台所の水回りが故障して窓口に問合せをすると、「週末以降で、時間ができた時に修理業者を連れて行くね!」みたいなアバウトな約束があってそのままにされるケースがあったかと思うと、ある時には、突然電話が来て、「今、家の前だけど中に入れる?」のような、こちらの状況を気にしないアプローチなども日常茶飯事です。相手からすると、決して悪気はなく、ごくごく通常のアクションのようなのですが、人によっては少しイラっとしてしまう人もいるかもしれません。
就職活動においても、相手によっては、「緊急でなければ後回しで中間連絡なども行われない」ことがある一方で、「急いでいるので今日、今すぐ電話して面接させてください!」など、その時重要と考えていることに対しては、貪欲な姿勢も垣間見られます。このようなペースを予測して、しっかりと“心のスペースを空けておく”、という姿勢が重要だと感じます。
◆事前に決めたスケジュールの精度2割減、スピード2割増でタイミング重視
前述のように、きめ細かなスケジュールを組むことは素晴らしいことですが、それよりもタイミングを意識してスピーディーに行動することの方が、効果的なことが多いと感じます。
マレーシアは、コロナ禍においても“ロックダウン”により業界ごとや行動内容ごとに細かな規制を設けてきた国で、携帯アプリを活用して行動履歴の確認などのルールを厳格にしてきましたが、一方で、再三に亘る方針転換や見直し、時にはスパっと運用を止めてしまうことにより、当初の発信内容を大きく覆してきた側面もありました。
先の読めないことに対して、“段取り8割“、あとはトライ&エラーでその時に応じて柔軟に改善していく、という姿勢が見られたほか、”決めたことは即行動”の精神で、“今から“や”明日から“といった決断の傾向が顕著でした。
だからこそ、スピードとタイミングに重きを置いた行動+適度な準備や心づもりを持っておくことが大切なスタンスだと思います。
2.マレーシア就職に向けたアクションを起こすために
少し話がそれてしまいますが、前述の傾向を踏まえたアクションという点で、参考になるかもしれない一つの考え方をお話させてください。皆さんは、ジョン・クルンボルツという方の名前を聞いたことはありますでしょうか?
キャリアコンサルタントや心理学、またマーケティングの分野などで学ばれている方でしたらご存知かもしれませんが、この方は、“ブランド・ハプンスタンス・セオリー”を提唱された教育心理学者の方です。??となられた方もいらっしゃるかもしれませんが、こちら、“物事の多くは偶然によるもので、重要な決断であっても、実はこの偶然から始まっていることが多い。だからこそ、この偶然のできごとを意図的・計画的に作り上げ、そこで生まれた機会を着実につかんでいくことで、人生をより良いものにしていこう”ということを、キャリア設計の観点から語られています(私の解釈を交えてます・・・)。これまでの人生における転機は、偶然から始まっている・・・なんとなくそう感じませんでしょうか?
個人のキャリア選択の大半も同様にこのような偶然から始まっている中で、ここで話を終えず、この偶然をコントロールしてステップアップに繋げていこうということですが、私はこの一連のことを、“流しそうめん”のようなものだな、と解釈しています。
普段そうめんを食べる人にとっても、流しそうめんは特別な時にしか行わない人の方が多いと思いますが、流れてくるそうめんに備えてしっかりと心の準備をして、人よりいいポジションを取って箸を構え、流れてくるそうめんを見送り続けることなく、良いものが来たら早い段階でしっかりとつかむ、みたいなイメージでしょうか・・・解釈の仕方はひとそれぞれですが(笑)。
これは、決してマレーシア就職・移住だけの話だけではないでしょうが、用意され提供された情報だけで受け身のスタンスで“ただそこにいる“よりも、意志を持って準備して行動に移す、ということは、やはり重要ですよね!
3.アドバイザー目線で語る、よくある活動の落とし穴
ここからは、私がキャリアアドバイザーという仕事を通じて、これまで約2,000名近い方とのご面談・採用支援活動に携わらせていただいた中で、特にマレーシアでの就職を選択肢に入れている方がよく起こしがちな、“機会を逃している行動・スタンス”について、以下に挙げさせていただきます。
- 伝えること、打ち明けることをためらって待ちの姿勢で臨んでしまう(=受け身な姿勢)
- 特定の人だけの話やインターネットなどの間接情報だけに流されて判断(=意志なき判断)
- 自分の知っている事柄[仕事で言うと職種など]だけで考えを整理して行動(=思い込みで行動)
- 得られた情報への返答をなんとなく先延ばしにしてしまう(=タイミングの逸失)
- 経験した内容の振返りもなくそのまま次の行動に進んでしまう(=これまでの思考範囲だけで行動)
- とりあえず目先のことやルーティンワークから手を出す(=新たな機会を創れず現状から抜け出せない)
- 情報を得る[転職で言うとキャリア面談]だけで満足してしまう(=自分で答えを出さない・決断しない)
多忙な中で、また日々やりたいこと、やるべきことが重なる中で、どうしても起こりがちなことかと思いますが、前述した“ブランド・ハプンスタンス・セオリー”の観点からもかけ離れた、偶然だけに身を任せるような行動原理の例だと思います。
人は人、自分は自分という強い意志を持って、絶対に譲れない条件とそうでないものを明確にしながら、これからの答えを出すこと・決断することを諦めずに行動を続けていけるといいですね!
最後に
以上、「マレーシア就職実現のポイント」についてまとめてみました。
今回は、心構えのようなお話も交えさせていただきましたが、本ブログを通して、よりマレーシア就職を身近に感じていただけたようであれば幸いです。
マレーシア就職についてご検討の方は、お気軽にご相談くださいませ。
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