5分で分かるマレーシアの就労ビザの全て~2021年7月時点での最新情報つき~
マレーシアへの就職・転職にご興味は有りませんか?
第一回目となるブログでは、「情報収集の第一歩!"就労ビザ"」についてまとめてみました。
最新情報もまとめておりますので、マレーシア就職・転職を検討中の方の参考になれば幸いです。
【目次】
1. マレーシア国内就労ビザの種類
2. ビザ取得前の確認事項
3. 2021年7月時点:最近の状況について
※以下の情報は全て2021年7月10日時点でのものになります。予めご了承くださいませ。
マレーシア国内就労ビザの種類
基本情報
マレーシア国内就労ビザは、学歴・社会人歴・関連経験年数の3点で審査されます。
4年制大学卒業の方であれば、社会人経験3年以上の関連業務経験年数、
専門学校もしくは短期大学卒業の方であれば、社会人経験5~7年以上の関連業務経験年数
高校卒業の方であれば、社会人経験7~10年以上の関連業務経験年数があれば、
就労ビザの取得基準を満たしているといえます。
ただ例外として、国から発行されるMSCステータスを持つ企業であれば
4年制大学卒業の方に関しては新卒で就労ビザが下りたり、関連経験の条件が免除される可能性があります。
就労ビザの種類
マレーシア国内就労ビザには、3種類があります。※永住権等を除く、個人単位で獲得できるもの
①雇用パス(Employment Pass)
②プロフェッショナルビジットパス
③レジデンスパス
以下、一つずつ特徴とともに説明していきます。
①雇用パス(Employment Pass)
マレーシアの就労の中で最も一般的なビザで、略してEPと言われることが多いです。
最低月額給与によって分類され、3つのカテゴリーに別れます。
各カテゴリーによって雇用期間・家族帯同やメイド雇用の可否が左右されます。
カテゴリー1
最低月収:10,000リンギット(約26万円)以上/ 雇用期間:5年まで/ 更新:可能※例外あり
カテゴリー2
最低月収:5,000~9,999リンギット(約14~25万円)以上/ 雇用期間:2年まで/ 更新:可能※例外あり
カテゴリー3
最低月収:4,999リンギット(約13万円)以下/ 雇用期間:1年以下/ 更新:最高2回まで可能
※ビザを発行する申請する企業が、政府より最低月収5,000リンギットの要件免除が許可されている必要があります。
取得条件に関しては以下があります。
雇用主が企業の場合:資本構成と払込資本金が基準を満たしていること
株式個人が企業の場合にば別の条件があります。
雇用期間に関しては、1年から5年までとされています。※給与額や役職によって異なります。
②プロフェッショナルビジットパス(PVP)
略してPVPとも言われるビザで、基本的に短期での就労を目的とする外国人が取得するものです。
プロジェクトベースの案件やリサーチなどを目的に、
マレーシア国外の企業に籍を置いたままマレーシア国内で一時的に就労をするビザになります。
そのため、ビザ有効期間は最長1年までとなっており、家族の帯同は不可になっています。
※有効期間は就労目的などによって異なります。
③レジデンスパス
既にマレーシアに長期在住・勤務している方が、個人で取得する就労ビザになります。
このビザを持っていると、10年間ビザ更新が不要であったり、就労先を自由に変更できたりとメリットが多くあるビザです。
主に、マレーシア政府が国家重要経済分野に貢献している優秀外国人を積極的に誘致する目的で作成されたビザです。
そういった高度人材の取得を目的としているので、
申請者本人のマレーシアでの就労年数、最低取得月給や出身教育機関などの条件面も厳しくなっています。
長くなってしまいましたが、基本的に日本もしくはマレーシア国外からマレーシア就労の際には、
雇用パス(Employment Pass)が適応・発行されることが多いのがポイントです。
ビザ取得申請前の確認事項
必要書類
ビザ取得申請前に、必要書類は以下にとなります。
- 英文レジュメ
- サイン済オファーレター
- 卒業証明書・ 成績証明書(どちらも英文)
- パスポート全ページのコピー
- 顔写真 ※特定の背景色などルールがあります
- 英文の戸籍謄本 ※名前変更の合った方
注意点
またパスポートに関しては以下の事項について再確認しておきましょう。
仮に満たされていない場合は、パスポート申請からやり直す必要があるかもしれません、、、
そのため求人応募をする前など、事前に余裕を持って再確認及び申請をすることをおすすめしております。
①パスポートの残存日数が12ヶ月以上であること
②パスポートに損傷がないこと
※特にマレーシアでは、ビザ申請に"パスポートの全ページ"のコピーが必要になります!
2021年7月上旬時点:最近の状況について
現在もコロナウイルスの影響で、求人数が減少している状況ではありますが、
ビザの発行自体は止まることなく、実際に直近でも日本から渡航⇒隔離を経てマレーシアご入社された方もいらっしゃいます。
しかしながら、就労ビザの発行にかかる期間が長かったり、、、それぞれのタイミングで状況が異なることがあります。
実際の最新情報につきましては、Ministry of Foreign Affairs Malaysiaの公式サイトより随時ご確認くださいませ。
マレーシア就職・転職には興味があるものの、この状況下での移住・転職に対して不安を覚える方も多いと思います。
弊社リーラコーエンマレーシアでは求人紹介だけはなく、ワクチン接種状況や実例も含め、
ご説明させていただきますので、ご興味のある方はお気軽にご相談くださいませ。
最後に
以上、マレーシアの就労ビザについてまとめてみました。
少しでもマレーシア就労についての情報をお届けできたら幸いです。
次回の記事では、マレーシア就労に必要な書類についてご案内ができればと思います。
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最近の動画はコチラ:【入国手続き】マレーシアの入国手続きについて解説!(2021年5月20日収録)
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